タンニンとカテキン
2012年 06月 26日徹夜明けで、さぞ疲れたでしょうに、学校に行く前の子どもたちと一緒に朝食を食べ、会話をし、そして倒れるようにソファで寝入ってしまいました。
さあ、私の時間~
夫が起きたときに、とびきり美味しいお昼を用意しておこうっと!
郵便局に出かけたり、スーパーに行ったり、粗大ゴミ処理券買ったりと、 近くをくるくる回った今日の午前。
お昼の支度もできたけど、すやすや寝ている夫を食事のために起こすの可愛そうだなあ。
生姜焼きです。
醤油、みりん、玉葱のすり下ろし、生姜、蜂蜜が入っています。
夕食分と一緒ですが、夫は仕事で夕食を家で取れない。残念。
昨日の話の続きですが、お茶にもワインにもタンニンがありますよね。
タンニンは渋みの元なので、悪く言われがちですが、抗酸化作用がある素晴らしい成分です。
カテキンが体にいいのをご存じでしょう?
タンニンとカテキンはほぼ同じ物です。
厳密に言えば、カテキンとは、お茶の渋み成分のタンニンの成分の一部で、ポリフェノールの一種です。
でもタンニンは渋みで、カテキンだけ抗酸化作用でピックアップされて、タンニンもたまったもんじゃないですね。
お茶は昔、薬として中国から日本に入ってきました。
茶の湯が栄え、宋に渡って帰国した栄西が「喫茶養生記」を書きあげ、より広くお茶の効能などが知られるようになりました。
それでも、お茶の渋みが苦手な方は多いでしょう。
ミルクを入れれば、渋みは軽減されますが、残念ながら、お茶は、乳製品とともに摂取すると、タンニンの抗酸化作用は発揮できにくくなります。
できればストレートでいただきたいですね。
今はお茶は「くすり」ではなく、嗜好品ですので、ご自分が美味しいと思う飲み方やブレンドで、茶葉を選ぶと良いと思います。
栄西と喫茶養生記。
by lamerveille
| 2012-06-26 22:32
| 紅茶のお話