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パワーストーン

次男が原付バイクの免許を取った。
私は車の免許は持っているもの、バイクは講習を受けなかったから持ってない。
一応勉強はしたはずだが、バイクに関してはあまり覚えてない。
渋谷までの通学を原付で行くのだが、何回も二段階右折で失敗し、白バイに捕まっている。
教習所で習うのと、実践は違うだろうから、こればかりは体で覚えるしかない。
毎日の通学に、私から贈ったブレスをしていっている。
上の息子にも、誕生石のアメジストで作ったブレスをあげて愛用しており、それ以来、いい子になったと(上の息子は21歳です、笑)主人と話して笑っていたのを、次男が聞いて、

「マジかよ。オレも欲しい。お兄ちゃんのお洒落だよね。こんな感じでオレにも作ってもらって下さい。」

と言うので、いろいろお店の方と相談して、カオリンのブレスを作っていただいた。
私のイヤリングを見て、地球のようなブルーに惹かれたのだという。



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これがカオリンとリバーストーン(白)のイヤリング。
※同じ物が お店には再入荷しています。

『カオリン, ピクチャージャスパー& リバーストーン・イヤリング(ピアス)』

穴を開けたから、ピアスに変更可能か聞かなくちゃ。


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息子のブレスには、クリスタルクオーツが入っているようです。



「捕まったときって、いつもこのブレスをしていかなかったときなんだよね。」

昨日息子が奇妙なことをいました。

「このブレス?」

「そうなんだよ。バイトのときは外すからさあ。行きにしていっても、帰りは外したままなんだ。」

へえ、そう言うこともあるんだ。
捕まったのは5回。先月と今月だけで5回だから、かなりの違反です。
お洒落を楽しむためのブレスとして購入したのですが、石はちゃんと自分の務めを果たそうとしているようです。
パワーストーンとしてこれからも使えるよう、セージでお清めしないといけないですね。
ちなみに、主人にも私のガーネットのブレスを携帯につけました。
酔って前後不覚に陥らないためです。
今のところ、何事もないです。
何もないのが一番いいのです。

私の携帯には、つぶより舎さんで購入したストラップ。

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なんの石なのかはわかりません。
デザインが気に入って3つ購入。
滅多に合わない3人との絆を、離れてても深めたい、と言う意味を込めて、お色違いを二人にそれぞれプレゼントしました。
一緒に写っているマカロンは、リバティキティの生地で作った、コインケースです。
これもお色違いで3つ購入。
二つは差し上げてしまいましたが、手放せない可愛さです。
購入先は明かさないでと言うことで、残念ながらお教えできません。

息子たちのブレスを購入した、フィルダリアーヌさんのアクセサリーでは、私はカオリンのイヤリングとガーネットのブレス、ペリドットのゴムブレスを愛用しています。
天然石はブームだし、自分も天然石のアクセサリー教室でアルバイトをしているのに、今までなんの興味も示しませんでした。
しかし天然石って知れば知るほどはまりますねえ。
アルバイト先のお教室のは、大変高価なので、私には不似合いと思っていました。
惹かれるものも最近たくさん。
自分がやっと、天然石を身につける準備が整ったということなんでしょうね。
余裕があっら買いたいです。



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ゴムブレス大好きです。
私は受付なので、目の前に先生の作品が並びます。
ヤバイです(笑)
これは最初に見たときに、欲しいと思ってはめてみたんですが、思ったほど似合わなかったのです。
似合わないのはうーんと思い、あきらめました。
2回目に見たときは、ブレスが私を見つめていました。
今お家にあります。
宝石箱の引き出しを開けて出してやると、凄く喜んでいるような気がします。
ホントですよ。
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by lamerveille | 2012-06-30 22:45 | お店やブログの紹介

タンニンとカテキン

今朝夫が帰宅しました。
徹夜明けで、さぞ疲れたでしょうに、学校に行く前の子どもたちと一緒に朝食を食べ、会話をし、そして倒れるようにソファで寝入ってしまいました。
さあ、私の時間~
夫が起きたときに、とびきり美味しいお昼を用意しておこうっと!
郵便局に出かけたり、スーパーに行ったり、粗大ゴミ処理券買ったりと、 近くをくるくる回った今日の午前。
お昼の支度もできたけど、すやすや寝ている夫を食事のために起こすの可愛そうだなあ。



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生姜焼きです。
醤油、みりん、玉葱のすり下ろし、生姜、蜂蜜が入っています。
夕食分と一緒ですが、夫は仕事で夕食を家で取れない。残念。




昨日の話の続きですが、お茶にもワインにもタンニンがありますよね。
タンニンは渋みの元なので、悪く言われがちですが、抗酸化作用がある素晴らしい成分です。

カテキンが体にいいのをご存じでしょう?

タンニンとカテキンはほぼ同じ物です。
厳密に言えば、カテキンとは、お茶の渋み成分のタンニンの成分の一部で、ポリフェノールの一種です。
でもタンニンは渋みで、カテキンだけ抗酸化作用でピックアップされて、タンニンもたまったもんじゃないですね。


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お茶は昔、薬として中国から日本に入ってきました。
茶の湯が栄え、宋に渡って帰国した栄西が「喫茶養生記」を書きあげ、より広くお茶の効能などが知られるようになりました。
それでも、お茶の渋みが苦手な方は多いでしょう。
ミルクを入れれば、渋みは軽減されますが、残念ながら、お茶は、乳製品とともに摂取すると、タンニンの抗酸化作用は発揮できにくくなります。
できればストレートでいただきたいですね。
今はお茶は「くすり」ではなく、嗜好品ですので、ご自分が美味しいと思う飲み方やブレンドで、茶葉を選ぶと良いと思います。



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栄西と喫茶養生記。
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by lamerveille | 2012-06-26 22:32 | 紅茶のお話

ワインと紅茶と

私は下戸です。
お酒が大好きな夫につきあって、少しはたしなむものの、ぜんぜんイケません。
ウイスキーなんて、ぺろんと舐めるだけです。
焼酎は全くダメ。
日本酒もほとんどNG.
(お屠蘇のみガンバル)
結婚式の三三九度では、倒れそうになって、ほとんど飲まずに夫に杯を渡しました。
カクテルで飲める物はいくつかあります。
バーに行けば、バーテンダーがアルコールの低くて美味しい物をその場で作ってくれます。
バーに行く機会は滅多にないですが、その人の好み、体調、雰囲気に合わせて作ってくれるバーが私は大好きです。
カクテルは、オーダーメイドですよね。
お家では、夫が数種類のカクテルを、簡単に作ってくれます。
この時期にぴったりなのは「モヒート」
ラム酒をベースに作っているようです。
私は何一つ作れないので、飲むとしたら梅酒。
それも自分で作ったものだけ。
市販のものは飲めません。
あと、アルコールで唯一いけるのはシードルとシャンパン、それとワインです。
といってもグラス3杯が限度です。
ワインは紅茶と一緒で、タンニンが含まれていますよね。
抗酸化作用に優れていますので、アンチエイジングにとてもいいわけです。


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今日は白ワインを。
白は赤に比べて、タンニンは少なめです。
ワイン専門じゃないので、ちゃんと説明できないですが、赤は葡萄の皮と種子も一緒に醸造するために、タンニンも多めになるそうです。
苦みが苦手な人は、白がいいでしょうね。
紅茶の苦みが苦手、という方が多いですが、紅茶も産地やグレードによって、苦みの成分も、舌あたりも随分違いますから、バーテンダーに相談されるような気持ちで、ぜひ紅茶専門家にお尋ねくださいませ。
あなたにぴったりな紅茶をチョイスしてくれますよ。


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こちらはディンブラ。
芳醇でまろやか、口当たりの良さが特徴です。
ストレート、ミルクティーのいずれでも美味しくいただけます。
タンニンが少ないので、白濁しにくく、アイスティーに向いています。
水出しにしても美味しいです。



ラ・メルベイユ
紅茶と紅茶周りの雑貨のお店


ディンブラ入荷しました。
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by lamerveille | 2012-06-26 01:43 | 紅茶のお話

トワイニングの

夫がロンドンから帰国しました。
ロンドンに住んでいる夫の旧友からのプレゼント。


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立派な木のケースに入った、トワイニングのティーバッグ。
全部違う種類で、絵柄もお洒落。
包んでアタパッケージもロンドンバスや、イギリスの風景が描かれて楽しい。
飲んでしまうのは、あまりにももったいないので、毎日眺めています~
でも飲まないままのももったいない。
お誕生日にはどれか選んであけましょう。
飲んでしまったあとの木箱の使い方も、考えるだけで楽しくなっちゃいます。
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by lamerveille | 2012-06-25 10:35 | 雑記

お客様より

おかげさまで、メルベイユも5周年を迎えることができました。
今は春から体調を崩して、月の半分はお休みしている状態ですので、5周年の記念に皆さまに還元できなくて、大変申し訳なかったと猛省しています。
体調は少しずつ回復していますので、元気な姿(は、見えないけど;)でみなさまに接したいと思っています。
ネットショップですから、実店舗とは違って、実際にお会いして接客することはできません。
できるだけ丁寧にメールの返信をしたり、心を込めて梱包して真心もお届けする、ということを心がけていますが、中には行き届かなかったり、伝わらなかったり、無礼をしてしまうこともあると思います。
ですが、そんな小さなネットショップのオーナーの私に、嬉しいサプライズが時々あります。
お金をいただいてお品物を発送する、という当然のことをしているだけで、お礼をされる側なんてトンデモナイのに、本当に恐縮するほど嬉しいメールやお手紙、プレゼント、そしていつもお茶会を開いてくださるお客様もいて、最高に幸せを感じています。



先日は使ってくださっているティーコージーのお写真にお手紙、ゴージャズなお花を添えて下さった方がいらっしゃいました。



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優雅な銀のティーポットと可愛らしいカップ、そしてモリス柄のティーコージーにマロンケーキまでお求めくださったのですが、お写真にもモリス柄のスタンドカバーでしょうか、写っていまして、本当に感激しました。
うちのティーコージーは、私が言うのも変ですが、とても良いところにお嫁に行くんですよ!
すべて、といっていいほど玉の輿です。
お友達でもあり、お客様でもあるM様に作っていただいたペルメルに大切に飾らせていただいています。
またゴージャスなお花もいただきました。ブリザでしょうか。朱色が私の色らしくて感激です。

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同じ色の蝶々をとまらせて・・・
大切に飾らせていただきますね。
自分で買わなくて良いくらい、いろんな方から本当にたくさんお花をいただきます。
なんてありがたいことでしょう。





またつい先日は、お客様ご自身の手作りのポーチをいただきました。

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グラデーションのかかったシルク生地に、リボンや巻きバラ、タッセルにガーランドまであしらったヴィクトリアンなポーチです。
素敵でしょ!
ピンク、私の大好きな色なんです。
こんな素晴らしい作品をお作りになるのに、私なんかがコージー作っても良いのかしら?と不安になります(笑)
こちらはブレスなどのアクセサリー入れとして使うつもりです。
本当にありがとうございました。
気に入ってさっそく愛用させていただいています。
この方からは、お孫さんのお話など大変楽しいメールのやりとりをさせていただきました。
実店舗でなくても、おしゃべりができて、嬉しい限りです。
いろんな情景が目に浮かぶし、想像力も働いて、錯覚かもしれませんが、実際にお会いするより、より琴線に触れられるような気がします。
このほかにもたくさんいただいたもの、写メ、メール、たくさんたくさんあるのですが、HPにも載せたいなと思いながら、メルベイユのHPがテンプレート式で、自分で自由にカスタマイズしにくくなっているため、載せきれなくて、申し訳ありません。
ブログにてできるだけご紹介させていただくようにしますね。
皆さま、この場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
皆さまのメールやお手紙などの暖かいお言葉は、抱えきれない精一杯の私の励みになっております。
今はオーダー分のティーコージーとバッグをお受けしておりますが、こんな体調なので、できるのか?と自分でも不安になっておりますが、お約束は必ず守りたいと思っております。
どうぞ気長にお待ち下さいネ。




最後にね、「ものもらい」のお見舞にいただいたの。
お手製です!
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(2枚目のお写真の後ろにある紅茶のご本もお客様にいただきました!
気に入っているので、すぐ手が届くところに飾っています。)

このバッグinバッグ、軽くて透けてて、実際に自分の持ち歩く物を入れてみたら、入る入る!
もうビックリするくらいに容量が大きいのです。
通帳に診察券、お薬手帳に、ピルケース、手鏡、ちょっとしたコスメ用品、大きめのハンカチ、名刺やショップカードなど、必需品以上の物が入って嬉しくなりました。
バッグの中の荷物って、入れ替えが面倒で、つい同じ物を使いがちですが、これならこのままバッグに入れられるので、とても便利ですね。
今日も喫茶店で、お化粧室に立つとき、これに貴重品を入れてさっと持って行けました。
昨日は外出の時間が長かったので、お化粧直し用の物をいくつか必要だったのですが、普段使っているサイズの乳液がそのまま入るので、本当に重宝しました。



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このバッグinバッグを作られた方が作ったカード入れです。
2年前かな?
イベントで購入させていただきました。
こちらも愛用しています。
こういう透けている軽い生地を使ったアイデア作品、とてもお上手です。
中に入っているのは、マリーシフォンさんに作っていただいた私の名刺です。
バッグinバッグを作って下さった方とともに大ファンなマリーシフォンさんです。
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by lamerveille | 2012-06-22 22:24 | ショップのこと

ものもらいが治った

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おかげさまで、ものもらい、だいぶ腫れが引きました。
これで人前にサングラスなしで出られます。
私の中で「眼帯」はありえなかったの。
むき出しもはばかれるし、これじゃあ出かけられない、と悲嘆していたときに目に入ったサングラス。
そうそう、サングラスがあるじゃな~い?とまるで鬼の首を取ったかのように小躍りしちゃいました。
室内でもサングラスってところはヘンな人じみてますが、眼帯より数倍、いえ数十倍まし。
その目、どうかしたの?的な可愛そうな人間には見られたくなかったのです。
なんだか私は、人(他人)にあまり弱みを見られるのが苦手なようで、具合が悪くても笑っちゃうし、楽しく話せる。
人に悟られてはいけない、と強く思ってしまい、構えてしまうのです。
そのくせ家族には弱音を吐くし、疲れて物もいえない状態で、倒れるように寝てしまう。
これって何なんでしょうね。
弱みを受け止めてくれる家族がいるから、外で頑張れるのか、それとも外で頑張りすぎるから、家ではぐったりになってしまうのか。





私は小さい頃から、親に甘えることができない子でした。
できない、というよりも、させてくれない雰囲気の母でした。
泣き言や甘えは絶対許さない!と、どこかのスローガンを地でいく母で、子ども嫌いだと公言し、子どもの言うことは基本信じてませんでした。


「悩み事を人に話す人の気が知れない。悩みは自分で解決する物だ。
愚痴を言ったり泣き言を言う人はわたしキライ」



冷たく言い放つ母の言うことに従わねば、母に嫌われる、と子供心に恐れたものです。
ですが、子ども時代は泣いたりわめいたりしないことがなかなか守れない。

「明日の遠足、雨が降ってもお弁当いるんだって。」

「そんなことあるわけない。給食が出る。」

「遠足のつもりでいるから、出ないと思う。」

「雨やっても作るとね?おかしいやろ。あんたが間違ってるに決まってる。」



遠足の日は前から決まってて、給食のおばさんは来ない、といくら力説しても、母には通用しなかった。
小学校1年生の遠足の話である。
私は1歳の頃から記憶がわりとはっきりしているので、あのときの母のくるりをきびすを返すように見せた背中を泣きながら追っていって、お弁当がいると、しゃっくりを揚げながらわあわあ言ったのを覚えている。
母が作らないと言ったら作らないだろう。
そしてたぶんこの天気じゃ明日は雨に決まってる。
どんなに泣きわめいても母は背中を見せたままだった。
お弁当を持っていかなかったときのことは自分で考えないといけないのだ。



当日は雨、授業の支度をして学校に、お昼の時間は、各々が机の上にお弁当を広げた。
私は黙って、給食用のナイロンで作った栄養表の書いてあるナプキンを広げて、円形の栄養表をじっと眺めていた。
このまま、給食の時間をただ過ぎるのを待つしかない。
先生には黙っていよう。
お昼の時間が終われば、この問題は解決するのだ。
そしてお昼休みは、本でも読んで過ごそう。
栄養表を見ながら、手を前の方で囲み、先生に気づかれないように配慮した。
だがそれは甘かった。
昔は先生は一段高いところにいて、教室全体を把握しやすいようになっていた。
おまけにその日にかぎって、黒板に向かって左側にある先生の机の上で食べずに、真ん前の教壇で先生もお弁当を食べていたのである。


「Uさん(私の旧姓)なんでお弁当がないとね?また忘れたとね?」


小さい頃私は忘れ物のクイーンだった。
自分で自分の用意などできない子だった。
変なところはしっかりしているのに、そんな初歩的なところは無頓着で、母以外の人に叱られたってあまり堪えなかった。


「忘れたんじゃなくて・・・」


「忘れたんじゃなくて?」


「母が・・あとで持ってくるねって。」




ウソだ。でもウソつくしかない。
お弁当なんか作らん、と言い切ったんです、と真実を先生に伝えるわけにはいかない。
そんな冷たい母だとばれてはいけない。
お弁当がないことより、母がごく一般的な、子どもの連絡帳を見たり、お手紙を読んだり、子どもの話を聞いて、ご近所の同級生のお母さんに確認してくれるお母さんだと信じている先生も裏切ってはいけない。
私さえ何とかこの時間をやり過ごせば終わるのだ。
お弁当がないことくらい平気だから、もうこれで終わりで良いじゃない。


「変やねえ。持ってくるって、いつ持ってくると?もうお昼終わるよ。」


「でも・・・私いいんです。お弁当なくてもいいんです。」


「持ってくるって言ったちゃろ?だったら待たないかん。」


時間だけが虚しく、先生はずっと私のそばにいる。
クラスのみんなが私を見て成り行きを見守っている。

とうとう業を煮やした先生が、

「先生、Uさんのお母さんに電話してくるけん。」


あ、そんなことしたらいかん!
母にばれる。叱られる。
なんでお弁当いるって言わんかったとね?え?あれは言ったうちに入らん。
あんた泣きわめいたやろ?
ちゃんとはっきり伝えんと人は何もしてくれん。
自分がせんとだれがしてくれるね?
だったら自分でお弁当作りなさい。



私には母の声がこう聞こえた。
母はいつも自分で答えを出して、人の話は聞かないのだ。
答えは最初から決まってて、そうじゃないはずはないなんて、ハナから信じてない。
でも・・・先生が電話したからって、母が学校に来るだろうか。
ましてお弁当持ってだなんて、ありえんやろ。
寝とうかもしれんし、電話に出らんかもしれん。
それにかけよう。
神様、今日は私に味方して。



わたしの願いも虚しく、母は飛んできた。
先生は母と教室のドアの前で話をしていた。
教室中がしんとして、先生と母のやりとりは教室中にはっきりと聞こえた。


「お弁当があるなんて知りませんでした。・・・持ってくるなんて!
ないと思ってたから作りませんでしたよ。」


母の言っていることはウソじゃない。

『お弁当があるなんて思いも寄りませんでした。
娘はお弁当いるって言ってたんですね。
ちゃんと聞いてあげてませんでした。
ないと思い込んでしまって。
私が悪うございました。
次回から気をつけますので、本当に申し訳ございません。』

母が万が一でもそう言ってくれたら最高だったろう。


「Uさん?」

先生の呼ぶ声がしてどきっとした。


「あんた、うそついたんやね?お母さん、知らんかったって。先生ちゃんと話したやんね?お弁当がいるって。しかもお母さんが持ってくるって。うそついたんやね?」


背筋がぞーっとした。汗が出て、恥ずかしさのあまり、下を向いてしまった。
母が目の前にいる。持ってきてくれるとたしかに私は嘘をついた。
でもちゃんと弁当がいるとは話した。
話したのにお母さん、聞く耳持たんかったやない。
信じてくれんかったやない。
だけん泣いてしまったとよ。大声張り上げてお弁当がいるってわめいてしまったっちゃん。
でもお母さん相手にしてくれんかった。
仕方なく自分で何とかしようと思ったとよ。
ひどいやんか。
なんでお母さんは私のことかばってくれんと?
先生、違います。
そうじゃないんです。
母が知らんやったのは、雨でもお弁当がいることです。
私が一生懸命話しても泣きながらだったので信じてもらえんかったとです。
口頭じゃなくて、ちゃんと先生がプリントにしてくれたら、お母さんだって信じたはずなのに。
うちの母は私が思いつきで話したと思ったとです。
そして先生は、私が思いつきでお母さんが持ってきてくれるからって言ったと思っとう。
母のこと悪く思わんといてって思ったのがいけんかったと?
みんな嫌いやが。お母さんも先生も。




母は持ってきた。お弁当を。何が入っていたかは覚えてない。
でもみんなが食べ終わったのに、食べ続けるわけにはいかない。
早々にお弁当箱を閉めて、片付けた。
先生は食べ終わったと思ったらしく、私の側にまた来た。


「うそつきやね?ね?」



何度も念を押すように私に言った。
もう母には頼まない。そして嘘もつかない。
ひとり悪者扱いはこりごりだ。
自分ひとりでも生きていけるようになりたい。
自分でやらなきゃ、自分で。
誰も助けてくれたり、優しくしてくれたり、かばったりしてくれたりしないのだ。
人のせいにしては生きていけない。
ひとりでやらなきゃ。なんでもひとりで。





子供が生まれてみんなが里帰り出産や休み時の帰省予定などを聞いても、ずっとひとごとだった。

「実家はいいよねえ~ 楽だもん。」

ふ~ん。いいね。
うちは違うよ。実家に帰ると山のような洗濯がたまってて、

「映子チャン帰ってくるからしてもらおうと思ってためといた。食事の支度もしてもらえて楽やね。」

母は帰省というものは、自分が楽になると信じていたようだ。
住居と食事を与えるのだから、そのくらいのことはしてもらって当然でしょうが。
私は自分の仕事と思ってそのつもりで帰っていたから平気だった。
だいたい母は家のことはやらなかった。
母は仕事に没頭した。
母の情熱は素晴らしく、パートが数人の小さなお店のオーナーなのに、年商は1億を超え、私は東京の私大に出してもらえた。
父は仕事もせず、私たち子どもとオセロやダーツ、トランプなどをして遊び、面白い話を聞かせては喜んでいた。
お店のレジから引き抜いてきたお金をしょっちゅうお小遣いだと私にくれた。
両親はそのことでよくケンカしていたが、母には収入があったので、別にマンションを借りて別居していた。
母は昔から食事も作らなかった。
よく自宅に人を呼んでいたし、社交的だったが、家庭人らしいことは一切しなかった。
しない家事は私に廻ってきた。
それは母を支えるためと、優しくて面白い父のためだと私は自覚していた。
よくでかけ、帰りは遅く、いつもエネルギーを外に向けている母だった。




主人の実家では少し勝手が違った。
義母は料理を作ってくれた。
洗濯もしてやるから置いといて、と私に言った。
お風呂も沸かしてくれた。
なんでも自分たちのことはしている私は面食らった。
義母がしてくれている側で、できることは自分でやった。
料理も洗い物も、洗濯も。
義母には頼らないつもりだった。
義父は私がどんなにてきぱき家事をこなしても、気に入らないと怒った。
実母で慣れているので、怒られても怒られても、何とか自分で解決しようと頑張った。
でも義母はいつもかばってくれた。
少しずつ年月をかけて、私の肩の荷は下りていった。
主人もまた、私の家事をよく手伝ってくれた。
病気の時はできるだけ休んでくれた。
それでも私は甘えられずに自分の仕事だからと立ち上がって家事や育児をこなした。
そしてある日、倒れた。
動けなくなった私に、遠い日の母のことが重なった。
母が言いたかったこと、言わなければいけなかったことが、わかったような気がした。
日に日に症状が重くなって、とうとう夫は仕事に行くのをやめた。
フリーランスの夫が仕事に行かないことで数ヶ月、収入もなかったはずだ。
それでも主人は仕事に行かなかった。
私はいたたまれず這うように家事をこなそうとした。でもできなかった。
人に頼ることがこんなに辛いとは思わなかった。
私の症状は一進一退で良くなることはなかったが、歩けるまでには回復した。
主人は仕事に復帰した。
その頃には、主人が家にいるだけでいいと言った言葉を素直に行動に移せるようになっていった。
朝起きなくても、子どもたちは自分たちで学校に行ってくれた。
みんな私の寝室を覗いて、「行ってきます」と言って出ていった。
昼はほとんど横になったままだった。
だがもう罪悪感はなかった。
子どもたちが帰ってくる頃にはなんとか起きて、おやつなどを用意して待ってみた。
夕食は手抜きだった。
夜遅く帰ってくる上の子の顔を見ることはなかった。
下の子どもの話を聞いて一日終わったと言うと、主人は笑ってた。
上の息子たちとは僕が話し相手になるから。
起きて待ってなくていいよ。
主人はそう言ってくれた。




通院も4年目に入る。入院を勧められたが、断った。
優しい主人の側を離れるなんて考えられない。
子どものためにできることは限られているが、話を聞くことはできる。
弱みを見せまいと頑張ってきた私だが、今は甘え上手とまでは言わなくても、だらんとすることはできる。
だからこそ外ではより頑張れるようになった。
子どもの役員は同時に何人も掛け持ちした。
三役も委員長も、何回かこなした。
絵本の読み語りは9年続けることができた。
息子の野球の会計と子どもたちの送迎も毎週3年間、続けられた。
過酷な真夏日も、頬が切れそうな冷たい冬の日もグランドで手伝い応援した。
精一杯生きた子育ての時間。
甘えられるところができて、はじめて本領を発揮できたような気がする。
母は・・・甘えることができるところがなかったのだ。
自分が常に頑張らないと、誰も助けてくれなかったのだ。
母は自分の生き方を見せて、私にひとりでだって生きていけると教えたかったのだ。

しかしその母も途中で倒れた。

何もかも失ってしまった母だけど、昔のようなとげとげしさも失っていた。
父とは別居のままで、それでも仲良く食事も外出も一緒である。
商売とは別の生き甲斐を見つけ、子どもに最後まで頼らないよう心がけている。
母の強靭な精神力にはまったく誰も及ばないだろう。
70を過ぎての就職、福岡県のみではあるけど、千数百句の中から選ばれた俳句が大賞を受賞した。
二度目である。
私には母のような商才も文才もない。
だが母は私に言った。
映子チャンは立派な家庭人になった、私にはないものをみんな持ってたと。



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私が娘に伝えられる物はなんだろう。
母のようなユニークな性格でもなく、いいお母さんでもなく(娘の記憶の中では、私は寝てばかりいるお母さんらしい)、外で働くお母さんでもないし、母のようなずば抜けた才能もない。
ただ毎日何回もこう言ってくれる。
私が決して口に出さなかった言葉だ。





「お母さん大好き!お父さん大好き!家族みんな大好き!!」
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by lamerveille | 2012-06-21 09:06 | 雑記

ものもらい

いくら私が物欲があるとか言ったって、なにもこんなひどい顔にならなくても・・・・

「ものもらい」

物をもらいに行ったんじゃないですよ。
目の上の腫れです。
人には遷らないらしいんですけど、なんで「ものもらい」なの?

もらいたくない!

朝起きて左目が開かなくて、鏡を見たら、あとずさりするほどの腫れ。
だいたい私は、朝起きてすぐお化粧して身支度を調えるから、あまり素顔を主人に見せないんですよ。
なのに、なのに、これは!
お化粧できない→目の周りが描けない→眉毛が薄い→目がぼやける→おまけに目が腫れて小さい
→顔がぼやける→どう見てもブス。

主人に笑われ、子どもたちに驚かれ、娘によしよしされて、眼科へ直行。


「ものもらいですね。ばい菌が入ったんでしょう。
目薬刺してみて1-2週間治らなかったらまた来てください。
飲み薬をあげますので。」


なんですと!
1~2週間もこのままなんて耐えられない!!
うそでしょ。
明日には治らないの??

先生っ!早めに飲む抗生物質下さい!!今すぐ!飲みます!!


「・・・1~2週間したらまた来てください。・・・お大事に。」



ささっとあしらわれた。
ものもらいなんて、眼科の先生から見たら、ケッ!といような症状でしょうが、本人は絶望してるんです。
こんな顔じゃ笑えません。
グスン。




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薬は差しましたが、見るに堪えられず、お化粧しました。
しかも痛い。
余計に怖くなった。あ~ん・・・・・
でも心までブスにならんぞ。
映子、ガンバル!
こんな顔でも、けなげに笑うわ!
(・・・って、結構この腫れだ、笑うと顔が曲がるんですね)

今週、お友達と会いますが、性格ブスにはなってないので、笑わないで優しくしてねん。
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by lamerveille | 2012-06-18 15:09 | 雑記

うちの近所には、イオンとビバホーム(ホームセンター)と、ららぽーとがあります。
小さな商店がないかわりに、ドカン!と大きなショッピングセンターがあるのです。
だから結構、ぷらぷらしてはつまんないものたくさん買っちゃいます。
全部チープな物ですけど。
夕餉のお買い物のついでにひとつ、ふたつ、みっつ?!とか。
大した物ではないですよ。
それは後日ね。


ウィンドウショッピングも大好きですが、ネットショップでのお買い物もよくします。
CAT´TAILさんのところも大好きなお店です。
最初セールで、コットンクラブというハリウッド映画に出てきそうなクラシックな帽子を購入して、それから気に入って、キャスケットやハンチングなどいくつか購入、今の時期は白のレースの帽子を被っています。
この帽子、最近娘も被り始めました。
少しまだ大きいですが、我が娘ながらよく似合います。

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すんません。携帯で撮ったからぼんやりしてますし。
レースがわかるかなあ?
帽子立てじゃなくて明かりの上だし、せっかくのお帽子がっ!
でもほんと素敵で何年も被ってます。


最近は、小さいお子さんを抱えて、帽子のほかに、髪飾りやゴージャスなポーチや小物など、作って販売してくれてます。
ブログの更新が楽しみなんです。
早く見に行かないとすぐ売れてしまうんです。
どれもほとんど1点物ですからね。

今回もちょこちょこお買い物しちゃいました。



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とっても素敵なヘアゴム。
(後ろのゴブランのピンクッションもshellyさんのところで買いました。)
髪飾りの白って、今までは似合わないと避けてたんです。
ちょっと私に可愛すぎてひるんでいたというか。
でも年取ったし、却ってお花が咲いたみたいに可愛くなるんじゃないかなって思って購入を決意!
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似合いますか?

娘にしてもらいました。
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華やかでしょ?
サイドにしても可愛い。
主人も可愛いと言ってくれてます。
(私がよね?娘だったか?)



それと指輪。
フランスの古いボタンを指輪にしているそうです。
思ったより軽く、そして大きい。
私、指輪をする習慣がないのですが、shellyさんの選んだボタンが大好きなので、してみたくなりました。

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手が汚くてすみません。
かなり気にいってますー



最後はshellyさんの作品ではなくて、ご友人の作品だそうですが、ビーズのがま口!
めっちゃ可愛いの!
即買です。


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後ろのブルーは前回個入したもの、今回はアンティークっぽいレトロな黒です。
中の色は後ろがブルーで、手前の黒は赤です。
お薬入れようと思ったのですが、錠剤が潰れて汚れたら嫌なので、今は何も入れてません。
出かけるときにアクセサリーなどを入れようと思います。




帽子・小物作家のアトリエ


今日も素敵なハンチングご紹介してたなあ。
近くだったら絶対被りに行くんですが。
大阪です。
次回車で帰省するときは一番に寄りたいです~
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by lamerveille | 2012-06-17 17:02

ストラップ

午後、私にしては大変珍しい物を作っていました。

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ストラップです。
ボタンのついた物と、タッセルのついた物、ふたつです。
夫へのささやかな誕生日プレゼント。
だって笑えるんだけど、今朝も早くから自分のためにお買い物してるんですもの。


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ユニオンジャックの箱。ホームセンターって朝の7時半から開いてるんですよ!
土建業の方が資材を買いに見えるんですねえ。
って、資材を買わない私は、ユニオンジャックの箱目指して突進!
実は先週から少しずつ買って、残り全部買い占めたんです。

病気ですね(笑)


シューズ入れにぴったりだし、大きめの物はおもちゃ箱や衣類入れ、米びつ入れにもなりました。
ハンガリー製でほかの柄はまだ多少あるんです。
でもユニオンジャックは私のだもんねえ。
しばらくイギリスロック聞いて、この病気治すことにしときますー



だからこのストラップは懺悔のハンドメイド(爆)
そういうことでもないけど、なかなか可愛く・・・大人っぽく?出来たと思います。
工作苦手な私にしては上出来です。
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by lamerveille | 2012-06-13 16:25 | ハンドメイド

今日は気が高かったですねえ。
波動がものすごくよかったです。
お教室に来る生徒さんは、もちろんみなさんいい方ですが、今日それぞれが持って入らしたエネルギーが素晴らしいパワーだったのでしょうねえ。きれいな浄化された時間でした。

今日のレッスンは・・・・あ、また写真撮ってない(汗)
どうしても自分の(受付机)の、目の前にあるネックレスを眺めてしまって仕事にならない。
(先生、すみません)

今日のレッスンキットは「祝福」
偶然ですが、私の次男のお誕生日です。ロック(6月9日)の日と呼んでますが;
皇太子殿下がご成婚された年でもありますね。
あれから19年も経つのですね。
月日が経つのは早すぎるわ。



今日の販売キットと完成品。

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私こっちのターコイズ欲しかったなあ。
22000円だったか、あー手が出ないとあきらめましたが、デパートで見るよりやっぱり安いのです。
こんなに手がかかっているのに。
それにこの細工!
見事な手仕事、オーラーが溢れて、身につけると心身ともに輝きます!
やっぱり買おうかなあ。


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こっちのアメジストも捨てがたかった。
アメジストは長男の誕生石ですからね、これも心が揺れました。
でも私は「アクア」じゃないから、ターコイズだろうなあ。
中近東のお姫様のようなイメージです。



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これもアメジストだと思うのですが、あまりにでかい!
すごいパワーみなぎる!!

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個人的に好きなのはこれです。
淡いピンクですっごくかわいいの!
これで2万円台、先生、安すぎませんか?!!


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ゴムブレスが好きな私、こちらを持っています。
今日も身につけていました・・・と言うか毎日身につけています。
お洋服のお色によっては、ペリドットのこともありますが、黄色は華やかで好きな色です。
シトリンとクリスタル、ピンク色の石も入って3000円!
ラストの1点です。
ご予約お早めにね。



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今日のおやつはプリンケーキ。
ひっくり返すまで、ちゃんと2層になったかどうかドキドキ。
できてた!
ほーっとする瞬間。
だって、これ昨晩から3ホールも焼いてるんですよ(笑)
今日は次男の誕生日だから、プリンケーキでパアッと?やろうぜい♪
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by lamerveille | 2012-06-09 20:44 | お店やブログの紹介